時間分解フォトルミネッセンス測定装置
model:MFLS-TCSPC01

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本装置は、時間相関単一光子計数法(TCSPC:Time Correlated Single Photon Counting)により、nsec〜μsecの時間スケールにおいて、時間分解フォトルミネッセンス測定が可能です。

■蛍光寿命測定の原理

励起パルス光に対する蛍光減衰曲線は、励起パルスにより生ずる蛍光フォトンの発生確率分布曲線と同じとなることから、1パルスに対して、最初に検出するフォトンの時間を分割された時間スケールにおいて、計数することにより、発生確率分布をヒストグラム化し、蛍光減衰曲線を測定します。

■仕様

ピコ秒パルス光源

波長 406nm±10nm
パルス幅 100ps(typ)
ピーク出力 200mW以上
外部トリガ
光出力形式 フリースペース出力 コリメートビーム
LD素子温度制御機能
インターフェース GP-IB

試料室

試料サイズ 5mm角〜2インチ径 厚さ1mm以下(試料水平置可能)
微調整機能 XYZ軸ステージ

分光器

焦点距離 10cm
口径比 F=3.0
回折格子 1200本/500nmブレーズ
分解能 1nm(半値幅)
波長範囲 350〜850nm
測定スポットモニタカメラ

光検出器

検出素子 MCP-PMT
電子走行時間ゆらぎ 25ps
検出波長 160〜850nm

時間相関測定器

測定器時間分解能 10ps※
インターフェース USB

※本装置における時間分解能は励起パルス光源のパルス幅と検出器の分解能に依存します。

ソフトウェア

時間スケール設定 16.9nsec 〜 1.08μsec
計測時間設定 10秒 〜 9時間59分50秒
励起周期 15μsec
データ解析機能 デコンボリューション(4次までの指数関数減衰モデル)
ファイル CSV形式保存、読込
動作環境 OS:WindowsXP
CPU:PentiumVまたはCeleron600MHz以上のCPU

※Windowsは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
※Pentium、Celeronは、米国及びその他の国における、Intel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
※本仕様および外観は改善のため予告無く変更することがあります。